福岡で地下室のある注文住宅を！メリットやデメリットをご紹介

福岡で地下室のある注文住宅を！
メリットやデメリットをご紹介

シアタールームや音楽スタジオ、プライベートジムやワインセラー付きのバーなど。さまざまな夢を叶えてくれる地下室のある注文住宅を建てたい方も多いのではないでしょうか？この記事ではそんな地下室のある注文住宅のメリットとデメリットをご紹介いたします。

建築基準法では、地下室は「床が地面より下にあり、天井高の3分の1以上が地面の下に埋まっている空間」と定義されています。
地面のなかにある地下室は、堅牢な鉄筋コンクリート造でつくられます。地下にあるため窓を設ける必要がなく、断熱性や遮音性に優れているのが特徴です。しかし寝室やリビングなどの居室として使う場合は、ドライエリアや換気設備を設置する必要があります。

土地にはそれぞれ容積率が決められており、床面積の上限が定められています。
しかし地下室がある場合、条件を満たせば建物全体の延床面積の3分の1までが容積率の計算から除外され、実質的に床面積を3割以上増やせます。地下室は地下にあるため気温や湿度が安定しており、ワインセラーや貯蔵庫に向いています。また遮音性も高いため、音楽スタジオなどにもぴったりです。
さらに地下室がある家は地震にも強くなります。堅牢な造りにもなっているので、いざという時のシェルターとしても活用できます。

地下室は地面を掘り下げて工事する性質上、通常の工程にはないさまざまな工事が必要になるため、費用が高いです。
通常の部屋をつくるよりも割高になるので、十分な予算が必要になります。
さらに換気設備があるとはいえ地下は湿気が溜まりやすいため、カビ対策も必須です。

気温も低くなりやすく、熱を伝えやすい鉄筋コンクリート造なので、暑い夏場などは結露する可能性もあります。
また地面よりも低い位置にあるため、豪雨や台風などの災害の際には浸水する危険性も。
くわえて地下に水脈がある土地や、周辺に道路の拡幅計画がある土地などは、施工が制限される場合があります。

土地に問題がなくても、土地の形状や広さによって設計できる地下室の内容は変わります。
地下室を作りたい場合は希望どおりの地下室が作れるか、確認してから土地を購入する必要があります。

まとめ

地下室のある注文住宅のメリット
・床面積の上限を増やす
・気温・湿度が安定している
・遮音性が高い
・耐震性に優れている
・シェルターにもなる
地下室のある注文住宅のデメリット
・費用が高い
・湿気が溜まりやすい
・浸水の可能性がある
・土地が限定される
しかし費用が高いことや、希望どおりの地下室が作れる土地を選ぶ必要があるなどのデメリットも。

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